喫茶、来夢来人。老年の夢。

いや、すべての人に才能があるとか才能がないとか思いませんよ。

大器晩成系の人もいるだろうし、早熟な人もいる。

将棋で木村王位のような人と藤井棋聖のような人。

(このたとえわかるかな)

 

で、さっき記事書いてたけど、こっちに書き直すことにした。

個人攻撃する部分は削って本質だけ書く。

喫茶来夢来人とか当て字系の引退したおじいちゃんがやる喫茶店ってあるじゃないですか。いたたたた。というか、社会を読み切れてない感じがありますよね。

知り合いが、引退後ガラス系アーティストになったんです。で、自前の工房を気づいたのです。まさに喫茶来夢来人。


ライムライト<テリーのテーマ>(サウンド・トラック)

元は外資の営業マン。本部製造部長まで歴任したお偉い方。

正直、人脈自慢がウザイ

仕事引退後顧問をしながら趣味で始めたガラス細工でアーティスト。

娘の結婚式にも、なぜか飾ってた。

人脈で、何枚か売れたらしいけど、続くのかな?って冷めた目で見てます。

 

f:id:aba312151:20200802163925j:plain

 

あれって、どうなんですかね。

 

もちろん、大器晩成というのはあるかもしれないけど、大抵はない。

そもそも大器晩成っていうのはずーっと続けてきた技術が華開くことを大器晩成という。

60歳から初めてうまくなるっていうのはありえるのかな?って思うのです。

いや、うまくなると思いますよ。サンデードライバー並みに。

 

ルネサンスの画家を見たら誰かの徒弟で、ずーーーっと修行して親方になって作品を模倣していく。マニエリズム(マンネリの語源)とか言われる技術は若い時からの職人の努力。ダビンチが天才なのは、感覚的に若くしてあの技術を習得したことですよね。

 

喫茶、来夢来人の問題の本質は、知り合いもだけど、明らかに年齢による技術習得の限界点を越えたところからスタートするということにあると思います。

美大のいいところは、技術的な基礎を受験勉強で学べる事です。(デッサン力であったり空間配置であったり)

徒弟制度の弟子を受験期に代わりにやるのです。

 

私は英語と中国語を話します。一応、ネイティブと困らずに話せます。

その私でも語学の限界点は30代前半だと思っています。30代後半は遅すぎる。

語学を習得するスイートスポットは10代中盤から20代半ばまでだと思っています。

母語が確立したあとから、老いが始まる直前までですね。

母語が確立する前に多言語は必要ない。母語の確立が最優先。

 

趣味でアラビア語とポルトガル語を勉強していますがキツイ。かなり。文法に対する柔軟さがないのです。

 

60代で判断能力が落ちた段階からスタートして、工房を築いた所で、基礎的な練習があまりにも足りな過ぎて、老いるだけの状態でプロフェッショナルとしてのクオリティが出せるのかなって思います。

 

若いと自認している50代後半~60代の人々は自覚した方がいいと思います。

それ人脈が才能を補助して売れてるだけかもしれませんよ。