中国人の少数民族と付き合って分かったこと

難しい話です。

今、ウイグルで大規模な民族浄化が行われているといわれています。

あんまり日本のニュースにはならないので知らないかもしれないですが、

2009年ウルムチで起こった蜂起以降、中国政府はウイグル族弾圧を結構しているといわれています。

婦女暴行、思想収容所、漢族との強制結婚、違法臓器摘出などという噂まであります。

私は顔がウイグル系のほりが深い顔をしているので結構な確率で中国で職質食らいました。

チベットでも同様のことが起きています。実態は正直外には漏れてきません。

 

 ふと昔読んだこんな本のことを思い出しました。

 

チンギス・ハーンの末裔の女性がいかに文化大革命の中で過酷な運命をたどったのかというお話です。(文化大革命というのは、1966年から1976年にかけて中国国内で起きた。文化闘争という名前の知識階級排除・人民をすべて低い知識にして、党の支配体制を確立させるための運動です。ざっくりいえば)

モンゴル族が弾圧され、いかに民族的な尊厳が失われていったのかというお話。

 

で、まあ、中国人とお付き合いさせていただくと、47の少数民族の友人が多々できるわけです。そこでいかに、中国共産党 が現状ですさまじく。民族浄化をやっているのかわかります。

例えば大学院の入試は共産党の思想の試験です。栄養学の専攻であったとしても。

知識階級と呼ばれる人たちがいかに共産党に染まっているのかがお分かりだと思います。

ある女の子と仲良くなりました。

その子は瀋陽出身の満族でした。満族というのは女真族。つまりは国家、清を作った人々です。

彼女には満族としての伝統は存在しませんでした。

彼女にはいろいろ質問しましたが、わからないがメインでした。

で、日本の政府は間違えている。軍事的野心を隠そうとしていないというのです。

ある友達は、青海省のイスラム教徒の回族でしたが、日本に来て初めてイスラム教徒の教えを知りました。

彼らは悲しいことに自らの伝統や文化を知らないのです。

 

で、彼らは台湾は当然私たちのものだといいます。

実態はもうすでに独立国であるということはご存じのとおりです。

 

でもね、漢族でも同じことが言えるのです、漢族としての思想ではなく彼らが従うのは共産党の思想です。

ある日スカイプで中国の政治の話題になったとき、ぶちっと通話が切れました。

僕たちは怖くなってそれ以上政治のことを語りませんでした。

 

中国という国家が正しいとは私には到底思えません。

 

私は香港という街が好きでした。

なぜなら香港は自由だったからです。法輪功(本土では規制されている)が活動し、みれないfacebookが公然と見え。そんな場所だったのです。

 

正直、中国政府というよりも共産党が私は怖いです。というお話でした。