薬が無ければ正気を保てないを考える。

結構、かなり衝撃でした。

パラアスリートのうつ病で池愛理選手が引退しました。

 あんまり知らなかった自分でもこの告白はきつい。

パラ水泳の池愛理選手。

 

この手記を読んで精神系の疾患を抱えている自分の意見を。

 

薬を飲まなきゃ耐えられない状態というのはかなりの悪化。自殺するぐらいなら捨てられるもの捨てて、全部捨てて、病気と向かい合わないとヤバいと思います。

 

薬が無ければ正気が保てない

 

と個人的にはこの言葉をずっと考えています。

 

私は普段逆のことを考えていました。

 

薬で性格が暗い方から明るい方に変えられているのかもしれないと。自分の本当の性格は一体どんなだろう?

病気のせいだから暗いのか、本当に性格が暗いのか?

 

結構悩んで考えるの辞めました。

 

結局は今ある自分が自分です。薬飲んで頭のなかかき乱されてるような気持にもなりますが、悩んだってしょうがない。びょうきなんだから。

 

アスリートがスポーツを手放すというのはとても難しい事だと思います。

普通の人の仕事を失う以上の恐れはあると思います。人生をかけてやってきたことなので。お医者様が薦めるというのはよっぽどの状態なのだなと認識します。

ガチでスポーツ経験のある人ならわかると思いますが、筋肉は簡単に落ちます。

勝負勘も結構忘れます。

まだ若いです。だからカムバックのチャンスは十分にあると思います。

その上で休止期間ではなく、辞めるというのはよっぽどなんだろうなと。

 

追伸

この告白の上で思うことはいろいろありますが、まずはパラアスリートの経済状況ってどうなっているかいつも不思議になっていました。

 

マイナビニュースにこんな記事がありました。

 

パラリンピック、選手に重い負担 - 平均自己負担額は年間147万円

https://news.mynavi.jp/article/20160826-a047/

 

147万…かなりきつい。

1級の障害年金でも年100万程度なので、最低でも50万の持ち出しがあるということになりますね。まあ生活費も考えると、たかがスポーツの域は超えてます。精神疾患系で働けない自分からすると、これは正直無理…

アスリートが儲かるというのは一部のスポーツの一部の選手だけなんだなと思い知らされました。