安楽死考。難治性の病気を抱えて。
まず言っておきたいのだけど、システムとして安楽死ができたからと言って、それを義務化するような仕組みは絶対にあってはいけない。
そのうえで言わせてもらいたい。
僕は今、合法的に安楽死が選べるなら、安楽死を選ぶ。
ただ、わかってほしいのは、
生きていたくないわけではないし、死にたいわけではない。(これ重要)
23年近く病気で苦しい思いをしてきた。
まだ僕は30代だ。ほかの人はあと50年生きられる。
でも、自分はわからない。50年かもしれないし、明日かもしれない。
その恐怖とともに23年生きてきたのだ。
楽に生きられるなら、楽に生きたい。
人生を楽しむ方法があるのなら楽しみたい。
でも
他に自分を楽に生きられる選択肢がないのなら、安楽死というシステムを使いたい
病気になった時点で、恋愛、就職、学業、ありとあらゆる夢が全部なくなった。
今、砂を噛むように生きている。
鬱の波はつらい。躁の波もつらい。
わかってほしい。
死にたくはない。でも、生きているのはもっとつらいのだ
厳格なシステムの構築で窓口を広げてほしいと思う。